現在の取り組みACTION
誰もが生き生きと暮らせる 共生社会の実現を目指して
障がいがある人もない人も、互いに支え合って農業に取り組む「農福連携」の先進地として知られる、安芸市。その先頭に立つのが、令和元年に開設された「こうち絆ファーム」だ。障がい者や生きづらさを抱えた人たちが働ける作業所であると同時に、社会的な役割を持つことができる場として、約50名の方が利用している。こうした社会参画の場を提供することで、SDGsの「誰一人取り残さない」社会の実現に取り組んでいる。
作業所では、安芸市の名産品であるナスを中心に農作物の栽培や収穫などを行っており、担い手不足や高齢化が進む中で、貴重な労働力として地域経済を支えている。また、利用者の新たな就労先の繋ぎ役となり、農業はもちろん、地元の商工会議所や様々な事業者と連携し、農福連携を通して生き生きと暮らせる地域づくりを進めている。
今後の取り組みCHALLENGE
将来の自立を見据えた 利用者の工賃アップが目標
こうち絆ファームの工賃は、現状でも全国平均を上回る金額ではあるものの、将来的な利用者の自立に繋げていくために、さらなるアップを目標としている。また、他の事業者と連携して、六次産業化にも力を入れることで、利用者のさらなる活躍の場を作りたい。
メッセージMESSAGE
企業情報COMPANY INFOMATION
一般社団法人こうち絆ファーム
「当事者の自立を目指す」を目標に掲げている農業・福祉事業所。行政及び関係団体と連携し、利用者の就労支援を行っている。
創業 | 令和元年 |
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従業員数 | 23名 |
住所 | 安芸市本町3-10-35 |
電話 | 0887-37-9071 |
URL | https://kochi-kizuna-farm.com |