現在の取り組みACTION
森林資源の保護と循環で SDGsの達成に貢献を
主に高知県内の国有林を管理し、持続可能な森林の機能を確保する森林整備事業を行う「株式会社高知官材」では、SDGsの取り組みとして、森林資源の保護と循環に力を入れている。
森林には、「二酸化炭素の吸収」や「土砂災害の防止」、「生態系の保全」など人の生活に欠かせない役割がある。そのことを踏まえて、間伐や皆伐を行うことに加え、森を循環させるために植林を行うなど、森林資源の保護と循環を行うことでSDGsの達成に貢献している。
近年では、ドローンの空撮技術を活用したスマート林業も試験的に運用しており、2030年までに森林の整備面積の20%増加を目指している。
こうした森林保全には人の手が欠かせないため、林業大学校からインターンシップ生を受け入れるなど、若い世代の雇用促進にも力を入れている。
今後の取り組みCHALLENGE
個人所有林に携わり 山林整備を強化したい
国有林の間伐・皆伐に加えて、今後は個人所有林の整備にも力を入れていく。山林を所有する人が情報を得やすいように、自社のHP等を活用するなど、情報発信を通じて森林資源の発掘を行う。高知県の山林整備を強化することに繋げ、持続可能な地域づくりに貢献していきたい。
メッセージMESSAGE
専務取締役 中山 大輔
「木を切ることは良くない」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、森林の環境保全には、木材製品を積極的に使い、間伐や皆伐を通して｢森林の循環｣を図ることがとても重要です。
伐採された木は建築資材として、廃材は割り箸としても活用されます。木材製品が使われることが、木を切り、森を守ることに繋がるのです。
企業情報COMPANY INFOMATION
株式会社高知官材
国有林の間伐・皆伐をメインに、管理が難しい民有林の整備も展開。近年では、ドローンを使ったパノラマ撮影・3Dモデル撮影などのスマート林業にも直手している。
| 創業 | 昭和41年 |
|---|---|
| 従業員数 | 25名 |
| 住所 | 高知市朝倉甲259-26 |
| 電話 | 088-840-3226 |
| URL | https://k-kanzai.co.jp |
